吉井理人さん著 【最高のコーチは教えない】

読書感想文

今まで読んだコーチングの本の中でも一番響いた。海外の本よりもやはり日本人の、しかも実際にプロの道でコーチングをする人の考えていることは、理容師というプロ集団を統率する上でとても重要なことだ。

コーチングとは。

理容業界のみならず、全ての仕事には教える側と教わる側がある。もっと言えば。生まれてから常に誰かに何かを習い、習得したら誰かに教え。を繰り返して生きてきている。
例えば、僕は教えられた人の影響や初めて持った方の手か利き腕になっている。箸は、目の前に座る右利きの兄の箸の使い方を、鏡を見てるかのように真似て左で使った。野球は右、バスケは左、鉛筆は右、消しゴムは左、色ぬりは左とかだ。

それだけ色々な人の影響を受けて生きてきたって事で。それだけ今度は人に教えて行かなくてはいけない立場になってきた。つねに、誰かをコーチングしている状況になっている。それは日々・常に起こっている。コーチングとは、自分のすべての時間がコーチングする相手に影響を及ぼしてしまう。

教えることと言うことをきかす事

理容師になって16年目、店長になって6年くらいたつかなと思う。その間に数多くの後輩がいて、勉強した今、振り返れば謝らなければいけない人がいるんじゃないかと思うくらい。ひどい上司だったなと思う。

この【最高のコーチは教えない】を読んで、昔の自分がしていたことはコーチングではなく、言う事をきかす自己満足だったことを改めて感じた。自分がされてきたから後輩には厳しくしていい・ピリッとひりつく緊張感を与え、スタッフがヤらないとまずいって空気にする。今でも、それが間違ってるとは思わないし、大切なことには変わりはない。

でも!!

もっと大切なことがこの本には書いてあったし、自分の中でも感じている。
何より大切なことは、

よく見て、よく考えて、そのスタッフが成長することを第一にすること。

当たり前に思えて、それができてないことが多い。

社長が言うことを伝えるのはコーチングではない。理解させることが大切。
なぜそうしなければいけないのか、理解してもらう。
それをやることになんの意味があるのか、ちゃんと伝える。

そのためにも、コーチングとはコニュニケーションが大前提。信頼関係が大前提なのだ。

ゴールを間違えると誰もついてこない

 叱咤激励で効果を発揮する人もいれば、優しく見守ることで効果を発揮する人もいる。でも、大前提として、忘れていけないのが理容師として成功する人を育てるために自分がいるということ。闇雲にスタッフから好かれる必要もないし、嫌われる必要もない。スタッフにたいして、自分の【あなたを1流に育てるんだ❗️❗️】という決意をブレさせてはいけない。

 しかし、もっと大切なことはスタッフの成長がメインなのであって、自分の言う事をきかすのがメインではない。なんなら反発してくれて結構。その分やってみろや??て話になるだけで、そしたらトコトン嫌われてやろうと思う。言う事を聞いてくれるなら、トコトンそのスタッフに好かれようと思う。

売上を上げると言うのが、理容室の店長に問われる事だとしたら、それをスタッフに【売上を上げろ!!】と伝えても理解のあるスタッフしかついてこないし、ピンとこない。

売上を上げるために、みんなの成長が必要なんだ‼️と素直に一言お願いすれば、その一言が大きな差を生む。叱る・怒鳴る・だけがトップのすることではない。褒める・諭す・お願いする・頼る・聞く・励ます。そのスタッフごとにモチベーションが上がる接し方があるはずだ。周りを自分の思い通りに動かすのではなく、自分が相手の働きやすい環境を作るのだ。成長しやすい環境を作る。時には、あえて真逆の事を言ってみるのもいいのかもしれない。そんあ言い方、接し方。色々な行動ができる人が1流の指導者・コーチなんだと思う。

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